先日愛知県内の運送業のお客様の警備システムのリニューアルを行いました。外周を赤外線で囲っており侵入者に対して警報と照明にて威嚇する仕組みですが、営業時間外に従業員の方が車の入替を行う際に警戒の解除を忘れ警報が鳴動してしまう誤報が度々出ておりました。今回のリニューアルにあたり、誤報の防止と遠隔地での状況確認を軸にシステム構成を考えました。警戒中に赤外線エリアに入る前に『人感スピーカー』にて音声にて(ここは機械警備をしております、すぐに退室して下さい)とメッセージが流れ警備システムの解除忘れを防止、警報が鳴動した際には現地に設置されている防犯カメラの映像が遠隔地にて確認でき、遠隔地での警戒のON、OFFが出来る仕組みになっております。その他は抑止強化として設置したLED人感ライトの常夜灯モードを利用して防犯カメラの補助照明としても効果が出ております。
これで警備のセット忘れによる誤報問題が解消され、設置後1ヶ月程ですが誤報は出ておりません。