毎年警察庁が国民に向けて作成している「警察白書」。その年の日本における犯罪の傾向や、分析結果、その際の警察の対応などが事細かに記してあります。
この犯罪傾向が年によって微妙に異なるのは非常に興味深く、近年ではインターネットを使った犯罪に着目しているレポートが目立ちます。インターネットのトラブルといえば、ここ最近メディアを騒がせていたのが「冷凍庫なう」でしょう。
ローソンの店員が店内のアイスケースに入った写真を某SNSでアップしたことから、空前の「アイスケース入っちゃったブーム」が始まりましたね。さらにはアイスケースだけで収まらず、飲食店であるデリバリーピザ屋では店員が顔に生地を貼り付けてSNSに写真をアップ。線路内に降りてポーズ決めて「人身事故なう」なんて写真をSNSにアップ。
お好み焼き屋さんのお客さんがソースとマヨネーズの容器を鼻の中に入れた写真まであります。
そんな信じられない行為をインターネット上にアップして瞬く間に広がりを見せるという事態が多発しました。ここで怖いのは、該当人物の身元が割れること。インターネット上で学校名や勤め先が晒されています。
身元が割れてしまったばかりに、やむなくお店を畳んだり、企業が公式に謝罪したり、該当人物が訴えられ退学になったり...誰もが損をする結果になるのです。こうした問題行動の数々は収束に向かいつつありますが、恐らくH26年版の警察白書にはこうしたインターネット犯罪への注意喚起も増えることでしょう。
警察白書には防犯対策など参考になる情報も記載されています。
インターネットでも閲覧ができるので、ぜひ一度ご覧下さい。
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