移動する防犯カメラ
- 部署
- 技術工事課
- 氏名
- 石関 一徳
最近、報道で「カメラの映像から・・・犯人検挙」と目にする事が多くなりました。金融機関や商店のほか繁華街から普及を始めた街頭防犯カメラが犯罪の検挙に大きく貢献していると言えます。実際、犯罪が発生した際に、捜査関係者は周辺にある防犯カメラの映像を確認する事は必須と聞きます。そんな中でタクシーやバスなどのドライブレコーダーも犯人検挙に貢献しています。ドライブレコーダーは事故が発生した際や車内トラブルを記録し問題解決のために使う事、記録映像を基にした法令順守、運転や接客マナーを指導する事を目的として、5年位前からタクシーへ急速に普及しました。今では車載カメラもフルHD化して、より広範囲に高画質で記録でき、車外を通行する車両や人も特定できるほど鮮明。事件発生時に付近を走行していたタクシーに容疑者が乗ったあるいは走行中の映像に犯人が映っていたなど、動く防犯カメラとしての役割も担っています。車載カメラによる衝突防止や車線離脱防止などドライブレコーダー機能のほかにも安全のためにカメラを使ったシステムは大きく発展していくものと思われます。
2013年07月19日