「本当の防犯カメラとは」
- 部署
- 営業部
- 氏名
- 石川智也
ここ数年、重大な犯罪が起きると、防犯カメラに犯行の瞬間映像が映っていたなどと報道されます。では実際のところ、防犯カメラ映像が犯人逮捕の決め手になっているのでしょうか?答えはYESともNOとも言えません。というのは、その映像の差があまりにも大きいからだと言われています。舞鶴女生徒殺害事件や六本木クラブ襲撃事件でテレビに流れた犯人と思われる映像は、犯行時刻が夜間だったこともあり鮮明ではありませんでした。通常の防犯カメラ映像で問題なく撮影(犯行の瞬間はもちろん、その人物の特定)が出来る距離は、昼間でおおよそ10mが限界です。これより遠くなると映像が不鮮明になり、その結果、証拠能力が著しく低下します。ではどうすれば良いのでしょうか?解決策は防犯カメラの映像画素数をアップさせ、撮影対象を明るくする事です。これまで数多くの防犯カメラの画素数は、約40万画素が主流でしたが、ここ最近は100万画素以上のメガピクセルカメラがそれに代わるものとなりつつあります。犯行の瞬間を確実な映像として撮影するためにも、従来の防犯カメラを設置されている方は、交換することをご検討されたらいかがでしょうか?
2013年01月21日